20年2月現在、既にアルコール(エタノール)は手に入らなくなって来ていますね。
普段からスタッフもマスク着用、手洗い+手指消毒を行っています。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、既にベイホク本店、サルーン店ともにマスクの着用での接客をしています。
これはスタッフからの感染拡散の予防及びスタッフ自体の感染予防として行っています。
お店に置いてある消毒液は2種類、無水エタノールと手指消毒用アルコール(エタノール) を常備しています。
以前の記事PG/VGについて調べてみたでも少し触れましたがひとまとめにアルコールとは言っても消毒で使えるのは1価アルコール類のエタノール、PGは2価アルコール類、VGは3価アルコール類。
手指消毒用は精製水で割った濃度75%〜86%のもの、手の消毒はもちろん、使用済みの試飲用ドリップチップやシリコンカバーも漬け置き消毒、ドアノブやテーブル、椅子の背もたれ、などに使用しています。
もう一方の無水エタノールは揮発性が高く、水分を含まないので電子機器の掃除に最適です。
ガラスの汚れや手あかなども綺麗に拭き取ることができます。
毎日の掃除に無水エタノールでショーケースのガラス拭き、ほかにもリキッドが入り込んでしまったデバイスのオーバーホールに基盤を拭いたりするのにも使っています。
また、エタノールの入手が困難になり家庭での消毒に注目されているキッチンハイター(次亜塩素酸ナトリウム)などは使用する際は250倍、0.2%の濃度で手すりや椅子、テーブル、ドアノブなど、人体以外に使用できます。
ただし、安定性に欠けるので作り置きは効果が薄れてしまうため2〜3日ごとに作るのが理想ですのでご家庭に常備されている方は参考になさってみてください。
同じ消毒効果のある液体ですが、オキシドールは、過酸化水素水とも呼ばれています。
主に工業プラントで生産されていて、化学物質から取り出されています。
過酸化水素は劇物で、高濃度で皮膚につくと皮膚が急激に酸化して痛みを伴いながら白く変色します。
濃度を3%にして水溶液に薄めたものが市販されているオキシドールです。
オキシドールは主に医療用の消毒剤として使われています。医療機材の消毒から、傷口の消毒まで幅広く利用されていて、薄めて使用することで口の中の消毒などにも使われます。
用途を分けてより効果的に使ってくださいね!
基本的に医療で人体の殺菌・消毒用に使われるのがオキシドール。
手指消毒にはエタノール。
ドアノブ、テーブル、椅子などにはキッチンハイター。
それぞれの特性を理解して賢く生活に取り入れて、ウイルス対策や掃除に役立ててください!
エタノール、キッチンハイター、オキシドールも使い方を間違えると大変危険です。
安全な場所に保存して、消毒液を作る際には必ず手袋、マスク、眼鏡などを着用し使用上の注意をよく読み正しく使用するようにしてください。
ベイホク本店、サルーン店共に店頭では試飲用のリキッド棚に1つ、ビルドスペースに1つ、バックカウンターに1つ、見えませんがカフェの厨房に1つ、と要所に置いてありますのでぜひ利用してください!