初めてのメカニカルチューブ‼️『理由がわかれば恐れることはない!』編

Q&A

お店でお客様と話している中で、『メカニカルMOD(以後メカ)、カッコいいし使ってみたいんだけど怖いんだよなぁ』なんて声を聞く事があります。
もちろんメカ使用に当たっては注意すべき点がそれなりにあります😭

その注意点も理由がわかれば怖くない‼️ってな訳でメカ好き店長がそっとあなたの背中を押しましょう‼️

まずはメカの仕組みを理解しよう‼️

基板を介さないメカは非常に単純な仕組みでこの図の通りです😅

鉄の筒、又は箱に電池を入れてスイッチを押すと電池のブラスマイナスがつながって通電、コイルに熱が入り蒸気が発生しそれを吸う‼️という事です。

更に接続方法も

『ハイブリッド接続』

→アトマイザーのポジティブピンと電池が直接接触している接続。

『510接続』

→アトマイザーと電池の間に金属パーツが介在し直接接触はしていない接続。

と二種類あり厳密に言うと510接続の方がより安全に使える様設計されているのですが、最近ではハイブリッド接続のメカが数多く出回っておりますので、ハイブリッド接続のメカでの注意点という事でこれから話して行きます。
もちろん、510接続だからどう使っても良い?なんて事はないので以下の注意点を守って頂ければと思います。

なお、電圧や電流、抵抗値の話は前回のブログで説明してますのでそちらを参照下さい。

今回はそれ以外の注意点を挙げて行きましょう😊

とりあえずバラバラの状態であるけど、どういう順番で組み立てれば良いの❓

まず組み立てる前にチェック事項が数点あります‼️

1.電池の+極、-極に凹みは無いか❓

電池の+極に凹みがあると図2の様にアトマイザーの+-が共に電池の天端に当たってしまう可能性があります。

その状況でスイッチを押してしまうと・・・アトマイザーのコイルより手前のMod側だけで通電してしまうのです😵
ショート状態になりますので最悪電池が爆発🤯します。

-側が凹んでいる場合はすぐに爆発!という状況にはならないですがスイッチが届かなくて通電しない等のトラブルが起こります。
電池の極が凹んでしまったらもうその電池は使用しない方が良いでしょう。

2.電池の皮膜は破れていないか?

電池の皮膜を全部剥がすとわかるのですが一部分の+極を除いてほとんどの金属部分は-極となってます。

皮膜が破れて金属部分が露出している部分がModのどこかと接触すると、通電しっぱなしや、ショート状態になりますので危険です!

この通電しっぱなしかショートかの分かれ目となるのが電池の挿入方向によって道が分かれます。
要は…

🟣Mod側が-極であれば通電しっぱなしになる。

🔵Mod側が+極で気付かないままスイッチを押してしまうとショート状態になる。

ぶっちゃけメカの場合どちらの向きで電池を入れても通電して普通に使えます。
ただ、通電しっぱなしの状態であればスイッチを閉めている時にすぐ気付き緩めて回避出来る。
一方ショート状態は事故までのスピードが速いので、ベイホクではMod側が-極になる向きで電池入れる事を強くお勧めします。

※上の電池の向きの話はあくまでも電池を一本で使用するModの場合です。
複数本使用するModの場合は機種ごとに必ず決まった向きでご使用下さい。

電池が大丈夫なのを確認したら、次は・・・

3.アトマイザーのポジティブピンの出は十分か?

これも使用前に確認必要な事項です。
しかもただ単にポジティブピンが出ていればオッケーって訳ではなく、ポジティブピンが容易に引っ込まない仕様になっている事も重要です。
具体的にはポジティブピンがネジになっているアトマイザーの方が好ましいです。

ネジで止まっているポジティブピンはアトマイザーを誤って落としてしまった場合なども凹み辛いです。
では何故、ポジティブピンが出ていないといけないのか❓

アトマイザーというのは狭いスペースで+(ポジティブ)と-(ネガティブ)が混在するパーツです。
図4のように+の数ミリ外側が-になっています。

ここで図4の右側のように+と-が同面で電池に接触した状態でスイッチを押すとこれもショート状態になり、Mod内で通電してしまいます。

左側のように正常な状態であればしっかりとコイルを通って通電するようになるんですね😊

ここまでチェックしたら・・・

いよいよ組み立てて、吸うべし‼️

1.まずはアトマイザーを付けましょう

これは図5の説明通りアトマイザーをつける前にMOD側を電池も入れて完成させてしまい、スイッチを押してしまうと・・・MOD内で通電してしまう可能性があるからです!

逆にアトマイザーを外したい場合は電池を抜いてから外さなきゃダメですよ🙅‍♂️って事です。

2.電池を入れて底面をねじ込む!

これで完成なのですがスイッチを押す前に、Mod全体を軽く振ってみましょう!この時Mod内で電池がカタカタ動いていたら落ち着いて底面を外し電池が動かなくなるように調整しましょう。
この電池の長さ調整の仕方はModの種類によって違います。
バネが入っていて調整不要のものもありますし、底面のネジで調整する物もあればアトマイザー側で調整する物など様々あります。

その調整を終えて電池がしっかり収まったら・・・・👍さぁ‼️思う存分楽しみましょう🤣

これらの手間も含めてメカニカルMODを楽しもう‼️

長々と書いてきましたが、私も初めてメカを使い始めた時なんかは、正直ここまでの知識すらなくただ、電池入ってる時にアトマイザー外したらダメなんだぁ、とか理由もわからずに覚えてたので、あれ?電池先に入れるんだっけ⁉️
とかちょっと悩んでいましたが、自分なりに理由づけして考えるようになり迷いが無くなりました。

ただなんでもそうですがちょっと慣れてきた頃が一番危なかったりしますので自分の復習の意味でもこの記事をまとめました😊

単純な構造で出来ている物ですのですぐ分解出来ますし、『ちょっと通電悪くなってきたから接点磨くか』とか掃除したり、いじればいじるほど益々愛着の湧いてくるメカMod‼️
是非恐れすぎずにたくさんの方に使ってみて欲しいと思います。出来ればお店で一緒にいじりましょ‼️
楽しいですよ🤣

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