とりあえず初めてみたけど液漏れしてるしこんな症状がある時はどうすればいいの?!
近年、肺気腫や脳梗塞、心筋梗塞などでお医者さんから喫煙を止められたけどなかなかタバコがやめられず電子タバコに切り替えていく方が多く、店頭にはそんな方のご相談が多くあります。
燃やして灰にしてしまうよりもランニングコストも低く経済的にも身体的にも優しいベイプ。
買ったはいいけどよく分からない、よく分からないからタバコに戻ってしまうという方も多い電子タバコですが、ベイプ北海道では初めてのご購入の方、初めてじゃないけどもう少し詳しく知りたい!という方に、店頭でご購入の方には使い方からトラブル対応までしっかりお伝えしています。
ベイプを使っていたらリキッドが漏れてベタベタ…ボタンを押して吸おうと思ったらパチンと音がする!なんてことはありませんか?
実はそうなるには原因があります。
そんな時の原因と対処法、そうならないための予習、改めて確認のための復習にぜひ一度目を通してください!
ベイプを始めてすぐにこの音を聞くとビックリしちゃいますよね。
でも故障ではないので安心してください!
これはスピットバックと呼ばれる現象でコイルに付いたリキッドが急な加熱で跳ねてしまったもの。
使い初めは気にならなかったのに気がついたらパチン!としょっちゅうなるようになった…ということが多いはず。
それもそのはず、コイルヘッドの劣化によって起きることがほとんどです。前回のコイルヘッドの交換はいたしましたか?1ヶ月以上前なら交換しましょう!
コイルには寿命があります。
長期間の使用や、放置をしていると劣化してしまい不具合が出てしまいます。
スパットバックは身体への影響などは特にないのですが熱いのが飛んでくるので煩わしいもの、そんな時はさっさとコイルヘッドを交換してしまいましょう!
リキッドを貯めておくタンク(アトマイザー)の下、空気穴から液漏れしていませんか?
じわじわと、いつのまにか、ベタベタしてる…
漏れる原因はコイルヘッド、又はカートリッジを長期間交換していない時。前回の交換はいつましたか?
吸うたびにコイルヘッドは高温になりリキッドを蒸発させています。吸わない時は冷え、吸う時は高温に、冷えて、上がって冷えて上がって冷えて…を繰り返すコイルヘッドの中身は主に加熱する金属のコイルとリキッド保持のコットン。
コイルヘッドの中のコイルは金属でできているので長く過熱と冷却を繰り返していると単純に金属の劣化で通電率が悪くなり加熱できなくなってきます。(目安2〜3週間※使用頻度により変わります)
タンクにリキッドが入っていれば、コイルヘッドのコットンへ供給され続けます。
供給は変わらないのに正しい温度までの加熱ができず蒸発する量が減ってしまえばコイルヘッド内で蒸発し切れなかったリキッドはコットンから溢れてしまい行き場がないリキッドは空気穴から出てきてしまいます。
実はこの症状が1番厄介!!溢れ出てきたリキッドが機械の内部電子部品まで入ってしまい電子部品がショートして「通電しない」「勝手にスイッチが入ってしまう」などの故障を引き起こし…最終的には電源が入らないなることも!!
そうならないためにも、コイルヘッドは定期的に交換しましょう!
ミストは出てきて一応吸えるんだけど、どうもジュルジュルとリキッドが上がってきて飲んでるみたい…口に入るリキッドは身体に影響があるわけでもない…でも吸いたいのはミストですよね。
察しの良い方はもう気がついていますね、はい、コイルヘッドの劣化です。
先程はコイルヘッド内のコイルが金属劣化でしたがこの症状の場合はコイルの周りに付いているコットンが原因です。
よく起きるのは、一息を長く吸うとその分長く加熱され続けコイルヘッド内でどんどん温度が上がっていきコットンの耐久温度を超えた時、コットンは焼け焦げてしまいます。
焦げたコットンはコイルにへばりつき焦げの香りを供給します。
さらに、焦げて無くなった部分からリキッドが漏れ出してコイルヘッド内に溜まっていきます。
タンク(アトマイザー)にリキッドが入っていれば供給され続けるのでコイルヘッド内では溜まったリキッドに焦げ味が加わり焦げ味リキッドの完成。
それに気がつかず(外からは見えない)に吸うとコイルヘッド内に溜まっているので溜まったリキッドがジュルジュルジュルジュル…
また、長期間繰り返し使うことでコットンの耐久も劣化していき同じような症状が起きます。
先人は言いました。形あるものいつか壊れる。
コイルヘッドは定期的に1ヶ月に1回(使用頻度によります)は交換しましょう。
もうひとつの原因は環境、温度の変化!
ベイプのリキッドは気温の変化や飛行機などの高低差の変化に敏感です。
ベイプリキッドの主成分はグリセリン。常温では少し粘度のあるトロッとした液体です。温度が上がるとと粘度がなくなりサラサラの液体になりさらに高温になると蒸発します。
車の中では特に夏場、車内温度が高温になり蒸発はしないけど粘度がなくなるほどの温度になるとタンク(アトマイザー)の内圧が上がり空気穴からサラサラになったリキッドが流れ出ます。
また、グリセリンは喉ぬーるスプレーなどにも含まれる保湿剤。長期間の放置で空気中の水分を吸湿してしまい水分で薄まり自然とサラサラになってしまい流れ出てしまうことも。
粘度のあるうちはコットンが保持してくれますがサラサラの状態になるとコットンで保持しきれなくなるために流れ出てしまうんですね。
タンク(アトマイザー)の外側からコイルヘッドの状態は確認できません。すぐに確認できない、長時間使わない、特に寝る時の充電時などは使わないけど通電されている状態の時は液体の入ったタンク(アトマイザー)は外しておきましょう。
お悩みは解消しましたか?
今回説明した症状、原因、対処方をフローチャート形式にしたのでぜひ参考にしてください。
それでもわからない…そんな時はぜひお店に来てください!
海外製品がほとんどのベイプは充電ケーブルは付いているけどコンセントアダプターは規格が違うので付いていなかったり、日本製と違って保証がついていません。
販売店であるベイプホッカイドウでは、ご購入商品のメンテナンスを常時お受けしています。
コイルに不具合があったときや取付け方法を間違ってしまった場合でもリキッドが漏れが起きてしまったり、スイッチの不具合などもできる限り対応いたします。
お電話でのご相談もお受けしておりますが実際の不具合、症状など是非ベイホクにお待ちください!
店頭にてその場で正しい取付け方法やメンテナンスの仕方、わからない場合はお預かりをしてしっかり原因の特定をいたします!